リフォームアドバイザーが確認する トイレの現地調査 マンション編
リフォームアドバイザーの平井です！
今回はリフォームアドバイザーが、トイレの現地調査の際に確認しているポイントをご説明します。
各アドバイザーによって提案は様々なので、自分自身で詳しくなって自分から話をする必要があるかと思います。
目次
・オススメの人
・リフォームアドバイザーが確認する トイレの現地調査 マンション編
・まとめ
オススメの人
・浴室リフォームを考えている方
・リノビオシリーズの工事を考えている方
・リノビオについて知りたい方
リフォームアドバイザーが確認する トイレの現地調査 マンション編
・トイレの確認
・給排水の確認
・アクセサリーの確認
・コンセント 照明 換気扇の確認
・室内の採寸
・写真撮影
・商材の選定
・まとめ
トイレの確認
まずは本体の確認です。
どのようなタイプがついているのか確認をします。
大きく3種類に分かれております。
①組み合わせトイレ
便器 便座 タンクの3点を組み合わせて使うトイレです。
一番オーソドックスなタイプでお求め安いです。
便座の部分は電化製品になっているので、10年程で壊れる事が多いです。
組み合わせ便器であれば、便座のみの交換が可能です！
②一体型トイレ
便器 便座 タンクが一体になっております。
組み合わせトイレと比べてつなぎ目が少ないので、お手入れはしやすいです。
一体になってるので、便座のみの交換ができないです。
③タンクレストイレ
タンクがないスマートなトイレです。
奥行きが小さく、タンクが無い分スタイリッシュです。
必要な方は手洗い器を別途新設する必要がります。
高価な商品ですが、見た目や機能性等は高いです。
一体型と同じく便座だけの交換が不可です。
また水圧の問題があり、極端に水圧が低い場合だと取付不可です。
最近はブースターという物ができたので、取付できる場合が多いですが確認が必要です。
まずはトイレの確認をして、どのトイレを取り付けたいか聞く必要があります。
給排水の確認
給水位置と排水芯の確認をします。
給水位置に関しては、トイレと干渉しないか確認が必要です。
極まれにタンクの後ろから給水管が出ており、振替が必要な場合があります。
マンションの場合 床上排水（壁に排水管が抜けている）が多いです。
床上の中では120㎜なのか、155㎜なのか分かれています。
写真のように壁から出てきています。
（後ろにけりだしている場合もあります）
なので、便器横についている品番を確認するのが良いです。
床排水の場合は床下に排水管が流れているので、排水管は見えないです。
壁から120、200㎜の所から落ちているのか、それ以外（リモデル）になっているのかの確認が必要です。
リモデルタイプです。グレーの部分を切って、排水の位置を調整致します。
壁排水に関しては、基本的には不燃材を使います。
鉄管で来ていれば問題ないです。
この辺りは担当者に確認するのが良いです〇
また右壁に柱型が出ている場合があります。
竪管が通っているのですが、ハンドルを右側から左側に変更する必要がある場合があります。
その際は<オート洗浄>勝手に流れる機能がつかなくなったりするので、注意が必要です。
アクセサリーの確認
・ペーパーホルダー タオル掛け
ペーパーホルダーとタオル掛けを再利用するか新調するかお聞きします。
結構種類があります。
ペーパーホルダーであれば、2連タイプや金属製のおしゃれな物など。
タオル掛けもリングの物からバーの物があります。
海外製もオシャレな物が多いです☺
・手すり キャビネット
手すりやキャビネットを取り付ける際は、壁に下地を入れる必要があります。
基本的には壁は石膏ボードと言われる素材なのですが、ビスを打つと割れてきてすっぽり抜けてしまいます。。。
ベニヤを入れていると、ビスを打ってもしっかりとまります☺
これで安全に取り付ける事ができます。
室内の採寸
壁紙や床材も一緒に変えられる方が多いです。
その際は室内の採寸が必要です。
トイレだけ新しくなると、周りも浮いて見えるからです。
また床材に関しては、前の便器と新しい便器でサイズが変わるので、前のカタが見えてくる恐れがあります。
最近の流行りはアクセントクロスと言って、ワンポイントでアクセントのクロスを貼ったりします。
一般的には壁 天井はクロス 床はクッションフロアが多いです。
他にもご提案すると、
・天井と背面をアクセント
・腰壁までパネル張り
・床はフロアタイル
この辺りも追加でお話することもあります。
・天井と背面をアクセント
一面だけをアクセントでされる方が多いですが、天井も一緒にアクセントにするのもオシャレです。
濃い色を持ってきていると、グッと引き締まります〇
・腰壁までパネル張り
たっぷりの水を含ませた雑巾で壁を拭くのは気を使いますよね？
高さ90㎝程までパネルを張る事もあります。
パネルであれば、耐久性やお手入れのしやすさが高いのでしっかり拭いて頂けます。
・床はフロアタイル
クッションフロアより高価になりますが、フロアタイルという商品もあります。
色柄は多いです。
素材も硬いのでやぶれる事はまずないです。
※クッションフロア 塩ビシート
柔らかい素材です。
重いものを置くと沈みます。
※フロアタイル 塩ビタイル
硬い素材で耐久性があります。
クッションフロアより高価です。
コンセント 照明 換気扇の確認
この辺りは電気屋さんの工事になります。
こちらも壁紙や床材を新しくしていると、浮いてきます。
ちょっとした事ですが、コンセントや照明も綺麗な方が間違いなく良いです。
照明に関しては、LEDが主流になっているので蛍光灯を使われていれば変えた方がよいです。
天井上にふところがあれば、ダウンライトも取付可能です。
電球色（オレンジの明かり）や昼白色（白い明かり）もお選びできます〇
写真撮影
調査が終われば記録として全体的に写真を撮ります。
・部屋全体
・トイレ本体
・便器の品番
・ペーパーホルダー タオルリング
・照明
この辺りは撮影します。
会社にもよりますが、工事中の写真も撮って頂いていると安心です☺
最近は<アンドパッド>という施工管理アプリを登録している、建築会社が増えてきています。
施主様ごとに図面や写真を残して履歴情報を確認できるので、めちゃくちゃ便利です！
トイレは組み合わせトイレが多いです。
組み合わせ便器一番出ている商品は以前こちらで解説しております。
内装材は<サンゲツ>や<リリカラ><東リ><トキワ>などがあります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はこちらについてご説明致しました！
・トイレの確認
・給排水の確認
・ペーパーホルダー タオルリングの確認
・コンセント 照明 換気扇の確認
・室内の採寸
・写真撮影
・商材の選定
トイレの現地調査と言っても結構見て、お話する部分が多いです。
しっかり自分好みの理想のトイレにできるように、施主様側からも提案していきましょう☺
✻参照資料
LIXIL トイレ カタログ
