今回はユニットバス交換の8つさぎょうステップの紹介 <マンション編>についてご説明します!
ユニットバス工事をしたいけど、工事って実際どのように進んでいくか分からない。。。って、方はいらっしゃいませんか?
営業マンは解体して、給排水を仕込んで、組み立てて、、、 とは、言うもののなかなか理解まではできないですよね。
目次
・工事申請 近隣挨拶
・マンション養生
・ユニットバス解体
・給排水 電気工事 仕込み
・浴室組み立て
・接続工事
・コーキング工事
・ドア枠終い
・試運転 点検
・まとめ
工事申請 近隣挨拶
ユニットバスの工事をする際はほぼ、管理組合さんに工事の申請書を提出する必要があります。
例えばこれが、<トイレ工事>だけや<一部の壁紙>だけ貼りかえる等、あまり音がしないものであれば申請の必要がない時もあります。
ユニットバスの工事は搬入 搬出の際や工事中の音がなるので、申請が必要です。
この辺りは管理組合さんの規約にそって、進めてください。
近隣挨拶に関しては、長期工事であれば上下左右 斜め階の方に直接ご挨拶に行くことが多いです。
数日の工事であれば、挨拶文をポストに投函させて頂くことが多いです。
少しで終わる工事であれば、特に粗品はなく挨拶文だけで良いかと思います。
これが1週間 2週間 3週間 1ヶ月以上であれば、ちょっとしたものをお持ちした方が良いですね☺
こちらもリフォーム会社さんと打合せが必須です。
申請書の提出 近隣挨拶が完了して、ようやく工事の着工ができます。
大変そうに思うかもしれないですが、リフォーム会社であればこの辺りは慣れているのでスムーズに進めてくださります。
マンション養生
工事日の当日、もしくは前日に養生が必要です。
養生範囲に関しましては、マンションの規約によって異なります。
共用部分の廊下 エレベーターこの辺りは必須の所が多いです。
しっかり養生であれば、テープでびっしりとめていきます。
共用廊下はブルーシート エレベーター内はプラベニヤを使用することが多いです。
工事期間中は基本的には養生は引きっぱなしになります。
ユニットバス解体
養生が終わればいよいよ工事が始まります。
と、その前に
施主様は、家財の移動をしておかないといけないです。
浴室を解体するぞーっ!!ってなっているのに、浴室内にシャンプーやら、石鹸やらおいていたら工事ができないですよね。
脱衣室の洗濯機などは基本的には、動かさなくても大丈夫です。
ユニットバスを解体するにあたって、まずは給水のメーターをとめる必要があります。
とめずに解体を進めると、水浸しになって下階まで浸水してしまします。。。
9時頃解体をはじめさせて頂いて、お昼に使えるようになるのが多いです。
メーターを止めてしまうので、キッチンやトイレなど水廻りが全て止まってしまいます。
最後に水栓を接続するのですが、その時も数10分断水します。
とまる際 使えるようになった際は職人さんからお声掛けします☺
解体中ですが、かなりの音がなります。
『えっ、こんなに音がするの?大丈夫?』と、思うかもしれないですが、大丈夫です(笑)
鉄と鉄がぶつかりあう音 ビスを打ち込む音 丸のこで切断する音
様々な音が鳴り響きます。
解体物もそこそこあるので、搬入搬出が大変です💦
マンション付近で仮置きができるかも、事前に打合せしています。
給排水 電気工事 仕込み
解体工事が終わると、給排水 電気の仕込み工事が始まります。
現状のユニットバスと新しいユニットバスでは、給排水の位置が異なります。
その為、次の形状に合うように振り返る必要があります。
また、現状の給水管が銅管を使っている場合であれば、樹脂管に変えるケースが多いです。
ユニットバスの架台がのっていますが、ピンクの樹脂管が給湯 青の樹脂管が給水です。
排水はグレーの部分でつなぐ前の写真です。
電気工事に関しましては、照明 換気扇等の線を新たな機械に接続します。
またアルミダクト(換気扇のダクト)を新調する場合もあります。
浴室暖房乾燥機を付ける場合は、専用回路が必要になります。
※現状乾燥機がついていれば、そのまま専用回路を使用できます。
エアコンやIHなどと同じで、電気の容量が高い分に関しては専用回路が必要です。
分電盤から新たに回路を作る必要がるので、壁紙の貼替が発生する恐れがあります。
もしくはモール施工であれば、クロスを貼替ずに工事ができます。
左の写真がアルミダクトも延長して、換気扇や照明の配線が伸びています。
右側は分電盤から専用回路をひいて、モール施工をしています。
浴室組み立て
仕込工事が終われば、浴室の架台を設置し、床 壁のフレーム 浴槽を据えて パネルを組み立てていきます。
※戸建てですが、工事の流れはこのイメージです。
会社にもよりますが、施工の写真を残してくれる会社は安心ですよね。
しっかり施工されているのか。施工基準を満たしているのか。
何かあった時にデータでもらえると安心です☺
また、<アンドパッド>というアプリを登録している会社であれば、工事の写真をアプリ上で送れたりチャットができたり。と、めっちゃ便利です☺
接続工事
浴槽が組立てば、水栓や換気扇等を接続していきます。
水栓本体と給水 給湯管を接続していきます。
換気扇は電気の線と本体を接続します。
コーキング工事
浴槽の周りや床の四隅の部分にコーキングを打っていきます。
防カビ材の入ったコーキングで、カビははえずらい物になっています。
コーキングの表面が乾くまで1日 中身まで乾くのに3日間かかります。
その為コーキングを打った後から24時間は乾燥させないとダメです。
シャワーやご入浴も不可です。
ドア枠終い
一番最後に浴室ドアの枠(額縁)を取付ます。
樹脂枠かアルミ枠が主流になっています。
(左が樹脂枠 右がアルミ枠)
木製の枠は湿気で腐食しやすいので、水に強い枠がこの2つです。
樹脂枠の場合だと、脱衣室の壁紙が破れてしまいます。
アルミ枠であれば、今の枠より幅は広くなりますが壁紙の貼替なしでいける場合が多いです。
枠に関しては扱える業者さんと扱えない業者さんがいるので、確認が必要です。
脱衣室の壁紙を貼りかえる場合は、枠終いが終わってからクロス屋さんに入って頂く形になります。
床に関しては、元々バリアフリーであれば、床もはじてしまいます。
その為、波板を入れることになります。(もしくは床材を貼りかえる)
↑写真のように浴室の入り口と脱衣室との境目がはじてきます。
良くあるご質問で床がバリアフリーになるのか。というお話を頂きます。
マンションの場合、段差が0になる事は少ないですが、現状より下がる事が多いです。
※中の配管状況による
昔のユニットバスは脱衣室から入って、扉の敷居をまたいで浴室に下がって入ります。
今のお風呂は扉の敷居と浴室の床の段差がないです。
試運転 点検
浴室にお湯をためて、排水がしっかり流れているか。 給水 給湯が正常に動いているか。の確認をします。
取付た水栓や収納などの水平確認なども大事です。
まとめ
工事の流れのイメージはつきましたでしょうか?
工事申請 近隣挨拶(業者or施主様)
↓
マンション養生(業者)
↓
ユニットバス解体(家財の移動は施主様)
※この間水が使えなくなります
↓
給排水 電気工事 仕込み
↓
浴室組み立て
↓
接続工事
↓
コーキング工事
↓
ドア枠終い
↓
試運転 点検
↓
完了☺☺☺
写真の流れで言うと↓↓
見積もり上で工事の内容はこれです!と言われるより、写真があって 文字で具体的に説明がある方が分かりやすいですよね☺
工務店 施工業者によってやり方が異なるので、よくよく聞くようにしてくださいね~〇