今回は洗面化粧台の普及品 TOTOサクアとLIXILピアラについて徹底解説します!
洗面化粧台の中でも、お手頃な価格で見た目も良いです☺
この下のグレードになると、価格帯はお求め安いですが見た目が・・・となります。
一番よく出るこの商品をしっかり解説していきます!
目次
本体仕様
<TOTO>サクア
間口 750 600
奥行き 560
高さ 1900(標準)1850 1950
奥行きはピアラと比べて60㎜広めです。
奥ひろ収納という仕様になっており、出幅は少し大きいですが収納スペースが広いです!!
後程、収納部分で詳しく解説します。
脱衣室なので限られたスペースだと思います。
なので最優先事項が少しでも奥行きを、縮めたいと思う方には不向きです。
高さは1900㎜が標準ですが、1850㎜と1950㎜の高さもあります。
天井に梁があって、低いものでないと入らない!という方でも、1850までであれば変更可能です。
<LIXIL>ピアラ
間口 500 600 750 900
奥行き 540㎜
※間口500㎜のみ奥行き500㎜
高さ 1900㎜ 1800㎜
アジャストミラー有
※間口500㎜不可
最小1780㎜の高さで合わせる事ができ、梁があってもアジャストミラーでサイズを合わせる事ができます。
間口の豊富さが圧倒的です。
このグレードで900㎜の間口があるのが結構大きいです。
中高級でないと900の間口がない。という場合は結構あるので、お求め安く広い洗面化粧台を入れたい場合はオススメです。
ボウル
<TOTO>サクア
容量
間口600 15L
間口750 21L
素材 陶器
ボウルが陶器です。
重いものを落としてしまうと、割れてしまうんです。。。
よごれは落ちやすくトイレと同じコーティングの、セフィオンテクトを使用しております。
またひろびろ陶器と呼ばれており、ボウルが深いです。
※ハイバックカウンターはなし
陶器の素材でハイバックカウンターを作るのは難しいので、鏡から樹脂になります。
お掃除ラクラク排水口 らくポイヘアキャッチャー
金属と陶器の隙間が少ない排水口になりました。
たまったゴミをひっくり返してお手入れできる、排水部分も良いです。
<LIXIL>ピアラ
容量
間口500 12L
間口600 16L
間口750 20L
間口900 24L
素材 ボウル人造大理石(ポリエステル樹脂)
ボウルは今風なタイプで軽いので施工性も良いです。
またハイバックカウンターになっており、鏡とボウルのジョイント部分が上部で結合しております。
なので汚れがたまりにくくお手入れが楽です!
新てまなし排水口
水を流す部分とゴミがたまる部分を分けております。
水栓
<TOTO>サクア
エアスウィング水栓
前後左右に動きまたシャワーも伸ばす事ができます。
もちろんシャワーと吐水との切り替えも可能です。
節水性も高くエコハンドルになっています。
エコハンドルとは、お湯が混合する位置は音で分かる構造です。
昔は水を使っているつもりでも、お湯が混ざっていてガス代がかかっていた。というケースがありました。
TOTOオリジナルですが、きれい除菌水をオプションで付ける事が可能です。
※電気工事が必要
歯ブラシや排水口の汚れ・菌をおさえる事ができます!
水から自動で生成し、電気分解をすることで除菌成分を含む水になります。
そして時間がたつと、元の水に戻るので環境にやさしく安心できます。
8時間使用しない場合は自動で綺麗除菌水が噴射されます。
<LIXIL>ピアラ
くるくる水栓
水栓のグースネックがなんといってもオシャレです。
180度くるくる回せます!
ホースで伸ばす事ができ、シャワーと吐水で切り替えが可能です。
こちらもエコハンドルになっています。
収納
<TOTO>サクア
収納は4種類あります。
扉タイプ
昔ながらの開き扉タイプ。
大きなものは抜群に入ります。
片引き出し
上段収納 0~362㎜ 下段収納 0~310㎜
左片側が引き出しになつております。上下の収納で開き戸より収納量アップです!
2段引き出し
上段収納 0~277㎜ 下段収納 0~327㎜
どちらもスライド式になっているタイプです。
片引きだしよりも断然収納量がアップします。
大きいものだけ(バケツ等)入れれないのが難点。
3Wayキャビネット
収納0~377㎜
左側が片引き出し、真ん中から右側にかけてフルスライド。
小物から多少かさばるものでも全て収納できます!
特徴は奥行きが広いのと、収納をあけるとボウル部分にスペースがあります。
このスペースにタオルや化粧品等ちょっとしたものを置く事が可能です。
体重計も入れる事が可能です。
色合いは11色あります。
<LIXIL>ピアラ
収納は4種類あります。
扉タイプ
昔ながらの開き扉タイプ。
大きなものは抜群に入ります。
引き出し
収納 0~270㎜
左片側だけ引き出しになっております。
サクアと比べて、左側が上下に分かれています。
フルスライド
上段収納 0~240㎜ 下段収納 0~320㎜
どちらもスライド式になっているタイプです。
片引きだしよりも断然収納量がアップします。
大きいものだけ(バケツ等)入れれないのが難点。
ステップスライド
上段収納 0~240㎜ 下段収納 0~300㎜
ステップスライドという仕様は、下段にお子様がのれるようになっております。
水栓が高くて使えない。というお子様にぴったりです。
また、下段は収納にもなるます!
色合いは8色あります。
鏡
<TOTO>サクア
1面鏡3面鏡と選べます。
※間口600は3面鏡ではなく、2面鏡
3面鏡 2面鏡の後ろは収納スペースになっており、びっしり小物を詰めれます。
コンセントも収納内についております。
スウィング3面鏡にすると、鏡が前に出てきます!
見にくい部分までよく見えたり、小物の出し入れがしやすくなったり便利な両開き鏡です。
<LIXIL>ピアラ
こちらも同じく1面鏡3面鏡と選べます。
※間口600は3面鏡ではなく、2面鏡
※間口500は1面鏡のみ
鏡後ろは収納スペースがあります!
スマートポケット付きになると、鏡下にポケットがつきます!
オプションですが、さらに収納力アップです。
デザイン性が良い木枠の1面鏡もあります。
こちらは鏡だけなので収納はないですが、鏡につなぎ目が無いです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
どちらの商品が絶対良い!というわけではなく、施主様の使い勝手に合わせるのがベストです。
互いの商品をしっかり理解して、この機能があるからこっちの方が使い勝手良さそうだな。
という感じで決められるのが良いかと思います。
下記 私が推しているポイントです!
<TOTO>サクア
・収納 奥行きが広い
・きれい除菌水
・節水性
・カラーが多い
・スウィング3面鏡
<LIXIL>ピアラ
・サイズの豊富さ
・ボウル 人造大理石(ポリエステル樹脂)
・ハイバックカウンター
・グースネック水栓
まずはしっかり比較するのが大事です!