ディズニーの現場力 | 住まいの恋人目指して奮闘中✌

y pan xiaozhen on Unsplash

今回は「ディズニーの現場力」という本をご紹介します。

ディズニーランドやディズニーシーの現場の方の対応力ってすごくないですか？

清掃員の方がおもしろおかしく掃除をしたり、掃除道具で地面に絵を描いたり。
スタッフの方も気の利いた言葉や、大事なものをなくした時に探してくれるのもすごいです。

これは有名な話です。
アトラクションの最中に指輪をなくしたという方がいました。

確か水の中のアトラクションなのですが、その日の閉園後に数百人のスタッフの方が探しまくったらしいです。
結果見つかってお客様の手元に戻ってきたそうです。

現場力が神すぎます。

そんな現場力はどうやって生まれているのか、、、
それでは書評いってみましょう！！

オススメの人

・現場力を鍛えたい方
・社内環境に悩んでいる方
・ディズニーが好きな方

すぐに実行できる3つのポイント

1.DutyとMission
2.毎日が初演
 3.コミュニケーションを通わせる

1.DutyとMission

ウォルト・ディズニーは仕事を2種類に分けていると言っています。

一つがDuty（デューティー）です。
翻訳すると作業や務めです。

もう一つがMission（ミッション）です。
こちらは聞き慣れている言葉だと思います。
役割や使命などの意味があります。

実はディズニーって、働く人の9割がアルバイトなんです。
知っていましたか？笑
正社員が2000人程に対して18000人はアルバイトです。

ディズニーでは事細かなマニュアルがあるそうです。

『机を拭く』というマニュアルでなく、『机はこの方向にこの回数拭く』というイメージです。

恐らくとても論理的にかかれたマニュアルのはずです。

これってどこのマニュアルにも、組み込めると思うんです。

接客であれば、
『笑顔で接客する』
↓
『いの口の形をして広角をあげ、お腹から声を出して接客をする』
みたいな感じです。

見積もり提出であれば、
『お客様の要望にそった見積りを提出する』
↓
『お客様の○○と□□を重視して、見積もりを提出する』

このようなイメージです。

先程の話に戻りますが、上記のような明確なDuty（作業）を皆が、様々な部分でもっております。

Mission（使命）については『ギブ　ハピネス』というマインドがあります。

全てのお客様に幸せを提供する事を、念頭においております。
採用された方が理念研修を受け、価値観の共有をしているそうです。

価値観の形成がしっかりされていれば、どんな時でもブレません。

このDuty×Missionがディズニーのスタッフ内で、浸透しているので9割がアルバイトでも問題ないのです。

他にも有名な話だと、行動規準「SCSE」
Safety（安全）
Courtesy（礼儀正しさ）
Show（ショー）
Efficiency（効率）
などもあります。

2.毎日が初演

ウォルト・ディズニーの理想です。

この想いがあるかないかだけで、現場のスタッフの動き方が全然違いますよね。

私が考えてパッと思い浮かぶだけで、初演の良さがいくつか出てきます。

、物が綺麗
、良い緊張感がうまれる
、新鮮感がある…etc

他にもありますが、ひとまずこれくらいで。

毎日が初演の為、まずパーク内の清掃にはとても力をいれております。

通路は15分おき
トイレは45分おき
閉園後の深夜帯
と実質24時間体制で掃除をしています。

ウォルト・ディズニーは『窓が汚れているなどありえない。』と、口酸っぱくいっていたそうです。

これって、自分にも当てはめられるな。と思いました。

、机の上は綺麗ですか？
、事務所にゴミは落ちていないですか？
、ゴミ箱は溜まっていないですか？

初めはそんな事なかったのに、徐々に汚れてきている、、、
なんて事ありませんか？笑

初めはできても継続が、、、って方もいると思います。

継続する為に私が実践している事です！
①昔を思いだす
、机を買った時の事
、入社した時の事
、配属された日の初日

イメージしていると、徐々にやる気が出てきます。
昔はできたのに今はできないなんて事はないですから。
日々成長です🙆‍♀️

②周りを巻き込む
自分1人で進めていると、やっぱりだれてくるんですね。
だれないように周りの力も借りるようにしています。

朝早起きしたければ友達と約束して、LINEを動かす。や早起きしなければ、罰金など。方法は様々です。

友達と約束しているから、なんとか頑張らないと。と引っ張りあえる存在って良いですよね。

自分の中でイメージして、初演に戻りましょう😌

3.コミュニケーションを通わせる

働く者同士がコミュニケーションが通わない所には、必ず行き違いが発生します。

喋る回数が多い方が行き違いは必ず減ります。

新たに喋る事でもないし、、、でも、会話の途中ならついでで話をきこう！と話をふれたり。
ディスカッションをする事で、自分が想像していなかった事に気づけたり。

効果は絶大です。

その為には社内の雰囲気作りや、忙しい時にイライラしないなど。

どうすれば皆のコミュニケーションが、とりやすいかを考える必要があります。

会社や人によっても違うと思いますが、『無愛想な人』に話かけようと思いますか？

そういう人よりも『いつも笑顔な人』や『常に穏やかな人』、『面白い人』に喋りかけよう。と思いますよね。

ディズニーランドでも『話し合える時間と場所』を用意しています。

まとめ

いかがだったでしょうか？

1.DutyとMission
2.毎日が初演
3.コミュニケーションを通わせる
についてお話しました！

ディズニーの本ってたくさん出ていますが、一冊読むとそこまで徹底しているんだ。。。って思います😌

アメリカのディズニーは『have a magic day!』って、声かけをするらしいです。

それを言われた人は『you too!』って返すらしいです。
普段からこんな会話可愛いできれば、ステキですよね〜（笑）

have a magic day!!

書籍情報

・作者大住　力
・出版日　 2014年1月24日
・定価　　¥1,540-
・頁数　　201
・目次
序章　　　20代で一歩抜き出る人には理由がある
第1章　　伸びる人は仕事の姿勢がひと味違う
第2章　　仕事に振り回されない人は「時間の使い方」がうまい
第3章　　ちょっとした工夫で仕事の幅はどんどん広がる
第4章　　話し方ひとつであなたの印象はガラリと変わる
終章　　　さらにステップアップするためにこれだけはやっておこう