今回は「プレイフル・シンキング」という本をご紹介します。
プレイフル??となった方も多いと思います。
プレイフル・シンキングとは「遊びであふれている」何かに没頭しているあの状態。
プレイフル・シンキングとは
「自分の行動や考え方を多角的に眺め、状況に応じて自らをコントロールすることができれば、仕事を楽しく より豊かにできる」
と言う考え方。
日本語訳になおすと「遊び心にあふれている」と、なります。
何かに没頭して夢中になっているあの時のワクワクやドキドキ。
プレイは遊んでいる時のわくわく。フルは満ちあふれている。
そのような意味が込められています。
✴目次
✴オススメの人
✴すぐに実行できる3つのポイント
✴まとめ
✴書籍情報
✴オススメの人
・仕事に対してやる気が出ない人
・仕事がつらい しんどいとおもっている人
・遊び心に満ち溢れたい人
✴すぐに実行できる3つのポイント
1.何を学べるのか多角的に考える
考え方によって仕事の面白さは変わる。
何を学べるか別の視点から考えてみる。
別の視点が分からなければ、身近な人だったらどのような事を考えるか想像する。
ソフトバンクの孫さんやホリエモンでも良い。上司から振られた仕事に「これを入れるともっと提案の幅が広がります」
と新たな目標設定をしたりする。
認知心理学的にみると、目標設定には大切な役割がある。
長期的に考えるとどうなるかを意識。
目標設定がしっかりしている人間と、そうでない人間では将来雲泥の差ができる。
5年後10年後 自分はどういう人間になっていたいのか。
さらに言えばその目標を紙に書き出していれば良い。
ハーバード大学の研究結果で、具体的な目標を紙に書き出している人と、そうでない人で年収に大きく差が出ている研究データがある。
2.何をやるかより、誰とやるか
言わずもがな、モチベーションが高い人間とそうでない人間が世の中にはいます。
モチベーションが高い人間と一緒にいる方が、間違いなくやる気が出ますし、成果も上がりやすいです。
ベンチャー企業が良い例です。
会社や世の中を変えようと思っている人と、より多く触れあっている方がより刺激的です。
マイナス思考な人といると、自分もマイナス思考になっていきます。
3.面白いアイデアの出し方
・水族館のワークショップ
水族館で「魚を見てみよう」というワークショップを開催。
魚を見て発見した事をポストイットに貼っていく。
一人で観察するよりも、みんなの意見や感想を可視化すると新たな発見や気づきが見える。
良くある方法だが、自分の目で見て可視化することで新たなことが見えやすい。
どんなことでもそうだが、多角的にみる環境をつくるのも大事だ。
他にも
・ロッケンロール紙
・キューブで意見交換
・ランチョンマットでおもてなし
等本書では色々紹介しております。
✴まとめ
いかがだったでしょうか??
個人的に一番響いた所は、何をするかでなくて、誰とするか。です!
学生時代からそうですが、モチベーションの高い人といると自分もやる気がみなぎってきます。
どんな事をしようとも、この人と一緒にするなら乗り越えられる。
そう思ってもらえる人間になりたいものです☺
✴書籍情報
・作者 上田 信行
・出版日 2009年7月5日
・定価 ¥1,600-
・頁数 189
・目次
序章 プレイフル・エンジンをスパークさせよう
第1章 見方を変えれば、気持ちも変わる
第2章 目的をデザインしよう
第3章 足踏みなしでチャレンジしてみよう
第4章 形にしないと始まらない
第5章 もっと他力を限りなさい
第6章 人をプレイフルにする環境
終章 プレイフルな場としてのパーティの可能性