今回は「最高の休息法」という本をご紹介します。
世界のエリートがやっている 脳科学×瞑想 について書かれています。
主人公の目線で話が進んで行き、非常に読みやすい本です。
主人公は小川 夏帆(通称 ナツ) 脳科学の研究者を目指す29歳。
ナツが初めに登場した時は、疲れ果てている状態で悩みを打ち明けてだんだんと休息法を覚えていくストーリーです。
脳科学?って結構難しいイメージじゃないですか。
ですが、始めは図解があるので、イメージしやすいです☺
✴目次
・オススメの人
・すぐに実行できる3つのポイント
・まとめ
・書籍情報
✴オススメの人
・どれだけ休んでも疲れがとれない方
・病み気味な方
・長時間労働につかれている方
✴すぐに実行できる3つのポイント
1.脳が疲れている時に実行すること
2.脳をつかれなくする為に
3.感謝をしよう
1.脳が疲れている時に実行すること
実は脳は「何もしなくても」つかれていきます。
脳は体重の2%程しかないのに、身体が消費するエネルギーの20%を使います。
これは脳回路に使われており、脳が意図的に活動していない時に働くベースラインです。
自動車のアイドリングと同じで、エンジンをかけて何もしていない状態でもエネルギーを消費していますよね??
そういう状態に脳もなっています。
構造上の問題なので、仕方がないのですが、1日ぼーっとしていたのに疲れた。 となる方はこのようなケースに陥ってそうです。
では疲れた時はどうすれば良いのか、次章で見てみましょう。
2.脳をつかれなくする為に
本書では「脳の疲労を解消する7つの休息法」と紹介されています。
その中の一つをご紹介。
適切な姿勢で良い呼吸を心がける です。
椅子に座って呼吸するのです、姿勢は背もたれにもたれず ピンッとした状態です。
良くある就活中の面接時の椅子に座る状態です。
目は閉じて身体が地球にひっぱられる重力を感じます。
集中している時に雑念が生じる事が多々あるかと思います。
「今日の晩ご飯何にしようかなぁ~」「明日の仕事の予定なんだっけ」等々・・・
このような思考は必ずあるので、自分を責めてはいけません!
注意を呼吸に戻しましょう。
1日5分でも10分でもやるのが大切です。
毎日続ける事が大切です。
さらに脳は習慣が大好きなので、同じ時間 場所でやるとなお良いです☺
3.感謝をしよう
人間の幸福度を高める因子として、繰り返し登場するのが「感謝」です。
会社や他人 家族や友達などに感謝をしている方が幸福度が高いという結果が出ています。
感謝することで負の感情を溶かす事ができます!
「怒り」「不安」「嫉妬」このような感情はもちろんない方が良いので。
感謝される人生とそうでない人生であれば、感謝される人生の方が良くないですか?
私はそう思うので、周りの人には感謝の気持ちは良く伝えるようにしいています。
「施されたら施し返す、恩返しです!!」(大和田常務風)
✴まとめ
最後の台詞は流行の半沢直樹にのってみました。笑
感謝するのは良いことで気分がスカットします。
脳が疲れるのは当たり前なので、負荷をかけないように心がけましょう。
今回は脳の休息法についてお話しました。まだまだお話できていない事がたくさんあります。気になる方はぜひ続きをご覧ください☺
✴書籍情報
・作者 久賀谷 亮
・出版日 2016年7月28日
・定価 ¥1,500-
・頁数 248
・目次
第0章 最先端脳科学が注目する「脳の休め方」
第1章 「疲れない心」を科学的につくるには?
第2章 「疲れやすい人」の脳の習慣
第3章 「自動操縦」が脳を疲弊させる
第4章 脳を洗浄する「睡眠」×「瞑想」
第5章 扁桃体は押さえつけるな!
第6章 さよなら、モンキーマインド
第7章 「怒りと疲れ」の以外な関係性
第8章 レジリエンスの脳科学がある
第9章 脳から身体を治す
第10章 脳には脳の休め方