今回は「伝え方が9割」という本をご紹介します。
コピーライターの佐々木さんの本です。
これを始めて読んだ時、伝え方って技術なんだな。と衝撃を受けました。
フィーリングで話しをするのではなく、心を動かすにはコトバの法則があります。
そのような技術をたくさん たくさん詰め込んだ一冊になっております。
✴目次
・オススメの人
・すぐに実行できる3つのポイント
・まとめ
・書籍情報
✴オススメの人
・話をする職業の方
・プレゼンを控えている方
・伝える力を向上させたい方
✴すぐに実行できる3つのポイント
1.頭の言葉をそのまま口にしない
2.付箋マジック
3.伝え方の技術
1.頭の言葉をそのまま口にしない
頭で浮かんだ事をそのまま口にしたりしていませんか??
例えばですけど、学生が教授に良く言う台詞で「レポートの延期をさせてください」と言うのがあります。
これをそのまま言っても、教授も中々受け入れてくれないですよね。
これを変換させると・・・
「レポートのクオリティを上げたので、延期させてください」
こう言われると、教授も「おっ、頑張ってるな」となりますよね??
私も学生の時に、何度この方法を使わせて頂いたか。
使いすぎて最後は「またか・・・」と言われましたが。笑
ストレートに言うことも大事ですが、自分のメリットだけでなく相手のメリットにもなるように伝えましょう。
今回で言うと
私→提出期限が伸びる
教授→クオリティが上がる
2.付箋マジック
付箋は無限の可能性を秘めています。
メッセージを書いて、留守の人の机に貼っておく。だけしか使っていなかったです。
本書では複数の技術を書いているのですが、今回はその中の1つを紹介。
このように折って使うです。
シンプルに目立ちます。
こういう遊び心があるのってとても大事だと思うんですよ。
仕事場って割とお堅く、ピリピリしている事が多くないですか??
「クスッ」と笑えるような遊び心がある職場にしたいです。
3.伝え方の技術
こちらも伝え方の技術を複数記載しております。
その中の1つをご紹介。
クライマックス法です。
クライマックスと言うだけあって、最後に重要なフレーズを持ってくる技法です。
この技法を使えば、どんな事でも重用に聞こえます。
例)
ここだけの話ですが、今年が勝負の年です。
あなただけに言いますが、営業にとって〇〇は必須です。
ね?聞こえませんか??
「ここだけの話」や「あなただけに言います」というワードが重用になっています。
昔妻夫木さん主演の「ジャッジ」という映画がありました。
そこでも同じ技法が使われています。
「What i’m about to say is very important」
日本語訳は「これから重要な事を話します」です。
主人公はこの後、「this is a pen」と言って会場がざわつきました。
コレがペンなのか!と。なんだかよく分からないが、重用に聞こえますよね?笑
最後に言いたい言葉の前に前置きをつけるのを心がけましょう!
✴まとめ
いかがだったでしょうか??
今回は技術の部分を多めに記載しました。が、本書の1/10もお伝えできておりません。
まだまだ知りたいと言う方はぜひ手に取って読んでみてください。
伝え方の技術なので、意識次第で明日からすぐ使う事が出来ます!
久しぶりに読み返したのですが、忘れていた技法もあり非常に勉強になりました。
来月社内でプレゼン発表があるので、ふんだんにこの本の内容を使って挑もうと考えています!
✴書籍情報
・作者 佐々木 圭一
・出版日 2013年2月28日
・定価 ¥1,400-
・頁数 208
・目次
第1章 伝え方にも技術があった!
第2章 「ノー」を「イエス」に変える技術
第3章 「強いコトバ」をつくる技術