今回は「人工知能は人間を超えるのか」という本をご紹介します。
今までとはちょっと違った感じの本をご紹介です。
人工知能は今まで何度かブームがありました。
将棋の電王戦 Siri AIスピーカーなど
今後人工知能はどうなるのか。現状どこまで進化しているのか。
気になる方は是非呼んでください☺
✴目次
✴気になる3つのポイント
1.人工知能の得意分野
2.人工知能のレベル
3.今後の人工知能
1.人工知能の得意分野
そもそも人工知能とは何なのか。
人工知能は学習や判断など 人間が持つ機能を備えたコンピューターと言われている。
人工知能にも得意分野がある。
数字の計算やゲームなど。
単純に計算してパターンを生み出す仕事は得意だ。
電卓一つとってもそうだが、人間にはないスピードと数式の規模数をもっている。
一 十 百 千 万 億 兆 京 垓 穣 溝 潤 正 載 極 恒河沙 阿僧祇 那由多 不可思議 無量大数
と数字は続きます。
個人的には 垓 の後からほぼ知らないです。笑
将棋にしても「電王戦」と言って、プロ騎士と人工知能が対局を交える事もある。
1秒に3億手読むと言われている人工知能。
第1回 電王戦 当時の日本将棋連盟会長と世界コンピュータ将棋選手権の優勝ソフト「ボンクラーズ」と戦って騎士が敗れた。
その後第2回 第3回と続いているのですが、人工知能の方が優勢だった。
(人工知能が反則負けすることもあるのですが。。。)
2.人工知能のレベル
本書では人工知能のレベルを1~4で分けている。
レベル1 ごく単純な制御プログラムを搭載(家電量販店の人工知能搭載など)
レベル2 将棋のプログラムやお掃除ロボット 質問に答えるロボット
*現状で考えるとスマートスピーカーは家電量販店に売っているが、レベル2に相当しそう
レベル3 検索エンジンに内蔵されており、ビックデータを元に学習したりする。
サンプルデータを元に自分で学習するものである。
レベル4 ディープラーニングを使っている物。
自動運転や医療研究などで使われたりする。
現在自動運転がとても発展してきております。
アメリカのテスラが自動運転に力を入れていて、まもなく全自動運転自動車が完成すると言っていました。
さらにテスラがトヨタの時価総額を抜いて世界1位になりました。
ちょっと前ですがこのニュースも衝撃でしたね~。
3.今後の人工知能
宇宙物理学者のスティーブン ホーキング氏はこんな事を述べていたそうです。
「完全な人工知能が完成すれば、それは人類の終焉を意味するかもしれない」と・・・
ぞっとする話ですね。
リアルターミネーターみたいな世界が本当にきてしまったら。
私に見解では100年後と言われると分からないが、10年 20年後であればまだ来ないだろうと思っています。
人工知能は人間を超えるのか?
という永遠の問いがありますが、すでに超えている部分はありますよね。
上記でもお話した数字に関する事など。
ですが、創造的な仕事。
付加価値を生み出して行く事に関してはまだまだ人間の能力には及ばないのではないでしょうか。
人工知能が発展する分便利な世の中になりますが、廃れてなくなっていく物もあります。
機械的な仕事やドライバーなど。
先を見据えて自分の出来る仕事を選ばないといけないな。と、再確認できる時間でした。
余談ですが、iPhoneのSiri検索で「イライザ」と言うと奇妙な事が起ると、一時期ブームになったのを思い出しました。
やりすぎ都市伝説でも紹介されていたので、だいぶ有名でしたが。
気になる方はぜひ調べて見てください!
✴書籍情報
・作者 松尾 豊
・出版日 2015年3月10日
・定価 ¥1,400-
・頁数 263
・目次
序章 広がる人工知能
第1章 人工知能とは何か
第2章 「推論」と「探索」の時代
第3章 「知能」を入れると賢くなる
第4章 「機械学習」の静かな広がり
第5章 静寂を破る「ディープラーニング」
第6章 人工知能は人間を超えるか
終章 変わりゆく世界